【コラム】夜中のお菓子

モノや場所を選ぶとき、何を基準に選んでいるか?

安心。
便利。
金額。
好み。

基準は色々あるが、
私は「感情」という尺度を取り入れている。

選ぶときの感情で、
その後、自分のもとに戻ってくる感情が変わってくる。

長年の経験からして、
同じ感情が戻ってきやすいようだ。

 

それがわかってから
ここ近年は
「心地よさ」を基準に選ぶことが増えた。

心地よさとはなんだろう。

視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、
そのほか存在する
繊細な人間のセンサー。

感覚的なモノなので、
言葉にして表現するのは
安易ではないが、

そんな彼らが
ホッと安らいでいる状態が
「心地いい」という感覚だ。

心地よさを感じて生きていたい。

文章や会話など、
言葉にする時も似ている。

自分の内側とフィットした言葉を選ぶ。

ピタッとハマった瞬間、
たまらなく心地よい。

選んだ言葉が
相手の中にスッと入るのを五感で感じる。
それもまた、心地よい。

時に、少しわかりにくい状況もある。

例えば、
苦手な人と一緒にいると居心地が悪い。
できれば避けたい感情だ。

一方で、
その人とより良い関係を築くために
一緒にいてみよう、と挑戦をしている自分は、心地いい。

成長意欲がある自分は好きなのだ。

他にも、
夜中の誘惑「お菓子」も究極の選択だ。

深夜0時にお腹が空いて、
こっそりチョコレートに手を伸ばすのか、
お白湯をいただくのか。

太るリスクと、
口の中に広がる幸せと、
天秤にかける究極の選択。

さて。どうやって選択するだろうか。

一時的な心地よさと、
長期的な心地よさ。

どちらも手に入れられれば、
それに越したことはないが、
選ばなくてはいけない時の選択基準も、心地よさ。

今の心地よさと、
未来の心地よさ、
どちらを選ぶのが今心地いいのかで選ぶ。

言葉にするとややこしいな。

さて。
今晩のお菓子は、何にしよう。
芋か、アイスか、ぬか漬けか。

食べない選択はないらしい。


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