コラム– category –
日々感じていることを、徒然と。
完璧じゃなくたっていいのさ。
こんな人間もありありさ。
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【コラム】仮面
学校が示す優等生像監督が求めるキャプテン像家族の調和を保つ聞き分けの良い娘像……。 誰に学んだわけでもないが人の期待を感じとって生きてきた。 そのおかげで、多くの力が引き出された。 度胸、勇気、補佐力、リーダーシップ、臨機応変さ。 大きな人に... -
【コラム】直感
オーストラリアを一周してみたい。 ただ漠然とした野望を抱え、ワーホリに行く決断をした。 決めるまで、しばらく迷った。いや。迷っているフリをした。今思えば心の中では「行く」と決めていて、時間をかけながら、行かない理由を潰していくにすぎなかっ... -
【コラム】明日死んでも
「ほんと、ゆみは最高だよ!」 別れの間際、彼らに言われた。 オーストラリアのパースで出会ったチリ人の男の子二人組だ。 通っていた語学学校のクラスが一緒で、すぐに仲良くなった。 彼らは、なんでも面白くする天才だ。 車の中では、突然どちらかが歌い... -
【コラム】価値観は選べる
多国籍5人旅。お財布の中はスッキリさっぱり。時間と心は盛大に豊か。 そんな私たちは、西海岸をドライブしながら、美しいビーチを見つけては、波の音とともに多くの時間を費やしていた。 レジャーシートなんて持っていない。膝掛けなのか、ストールなの... -
【コラム】なんとかなるよ
26歳。仕事を辞めて、オーストラリアのワーキングホリデーに行った。 パースからダーウィンまで、約2650㎞。西海岸のロードトリップが始まった。 集まったのは大人5人。ドイツ、アルゼンチン、日本。出会ってたった一週間の彼らとの旅。 なんか楽し... -
【コラム】私は何モノ屋?
社会人になって、旧友と飲みに行った。 学生時代から、彼女は異質の人だった。 どこか凛として、ふふふと笑う整った顔。人見知りで何を考えているのかわからない。 のめり込むと、自分の世界に没頭している。それも、全く繋がりがわからない突拍子もない方... -
【コラム】自分を使う
「もっと、責任のある仕事をしたい!」 育休復帰をした私はジレンマがあった。 幼い娘との時間をつくるために、時短勤務を選んだ。 職場の仲間たちも娘優先の働き方を尊重してくれたが、いつ休むかわからない私に任せてもらえる業務は代替可能なシゴト。 ... -
【コラム】フツウのOL
「あなたの夢はなんですか?」 小学生の私は一番無難な答えを探し、 「フツウのOL」と半ば諦めたように答えていた。 結婚して子育てをしてそれなりに仕事して。にっこり笑って生きていられれば良いなぁ。 そのくらいのゆるい夢だった。冷めているという... -
【コラム】どうしたら
「フライドポテトしか食べられなかった」 つわりを経験した女性から、よく聞く体験談だ。 人によっては、生きた心地がしないと表現するくらいキツイつわり。神様は、なぜこんな思いをさせてくるのだろう。 さくっと妊娠して、ポーンっと出産できたら、もっ... -
【コラム】1番安全
「子どもは最高のタイミングで産まれてくるし、子ども自身が、産まれ方を選んでくる」 と聞いたことがある。 私の娘は、帝王切開で産まれてきた。彼女は、早い時期から逆子でいることを選んでいたのだ。 「小さいうちはクルクル回るから、心配しなくて大丈...