イライラしている人が苦手だ。
怒りの対象が私ではなくても苦手だ。
相手からイライラオーラが出ているだけで、
ウッと身構える。
なんていうか、
ビビビビ……と黒いオーラの塊が攻撃してくる感じがするのだ。
先日のミーティングでは
落ち着かなかった。
参加者の一人の表情が固く
ツキ刺さるような口調で別の方と話をしていた。
イライラなのか、
真剣なだけなのか、
どちらとも見えたが、
彼らの様子に私は気が気でなかった。
私、何か悪いことしちゃった？
普通に考えれば
相手がイライラしていようが
そうでなかろうが、
私には関係ない。
相手の感情につられて
私が動揺する必要はないし、
私が彼らの感情をコントロールできる範疇ではない。
でも、気になってしまう。
居心地の悪さを騙すように、
試しに私は笑顔で相槌をうってみたが、
相手のイライラは変わらない。
それ以上に、
矛先は私にも向けられた。
心外だ。
笑っている場合ではない。
きっと私の口角は不自然に上がっていたと思う。
でも、ここで引き下がってはいけない！
負けるな、私！
お前の笑顔は世界を明るくするのだ！
よくわからない正義感を
胸に抱いて、
心の中にいる
小さな応援団を
精いっぱい味方につけて、
引き攣った笑顔で闘っていた。
勝ったか負けたか忘れてしまったが、
頑張っていた自分に拍手を送ろう。
一方私がイライラしていることもある。
仕事が立て込みすぎていたり、
子どもがご飯を食べなかったり、
疲れが溜まっていたり。
そんな、どうしても笑えない時の合言葉はこれ。
「人間だもの。そんな自分もＯＫ！」
全てはこの言葉で解決！
都合よく考えちゃう私も、
人間らしくて素敵だよね。うん。
迷惑かけている人がいたらゴメンナサイ。
人間だもの。
そんな時もあるよね。
